◆ RAW現像に挑戦(その1)
「RAW現像って必要なの?」と良く聞かれます。
なぜJPEGをレタッチするのではなくRAW現像をするのか?
おさらいになりますが通常の(8bitの)JPEGでは光の三原色であるR(赤)G(緑)B(青)を0〜255の256段階で扱えるので、16,777,216色(約1,678万色)が使用できます。
通常の表示や印刷では十分ですが、大幅にレタッチする場合は階調を失う場合もあります。
RAWや16bit以上の画像で編集する場合はこのような場合に有利で、階調を失い辛いのです。(一般的なデジタル一眼などのRAWは12bit)
例えば元が10色の中の半分である5色を抜き出して10色分の階調幅に広げたとしても使用されるのは5色です。
しかし元が20色であれば半分の10色を抜き出して広げたとしても10色が使えることになります。
※注: 実際には16bitでは8bitの倍ではなく0〜65535と言う膨大な階調で扱います。
単純に計算すれば12bitでも16倍、16bitの画像では256倍の変更に耐えるとも言えますね。
実際にはそこまで極端ではなく、足りない分もソフトウェアが補完するようにできているので(ここでの計算がソフトの性能・画質差に繋がります)擬似的に階調は保たれるわけですが、元々データがある状態とは雲泥の差です。
画像で言えば下のような感じ。

上が8bitのグラデーションの中から一部を切り出して、レベル補正で広げた画像。
下が16bitの画像から切り出したもの。
8bitの方が明らかに階調に段差があるのがお分かりになるでしょうか?
これが実際のレタッチの際にも起こっているのです。
それはつまり「難しい状況ほどRAWで撮影しておいた方が良い」と言う事にもなります。
また8bit画像の中でもJPEGは非可逆圧縮と言って、いったん圧縮すると元に戻せない形式です。
そのため、編集時でも圧縮ノイズが乗った状態で作業をすることになり、余計に劣化を招きます。
どうですか?RAW現像してみようって気になりました?
実際のRAW現像に入る前に、以下の記事も参考にしてみて下さいね。
ビデオ・写真撮影入門 「Camera
RawファイルとJPEGファイル」
撮影&フォトレタッチ入門「ヒストグラムを覚えよう」
撮影&フォトレタッチ入門「桜はRAWで撮ろう」
次回は様々なRAW現像が可能なソフトを紹介します。
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コメント
なるほどっ!
お役に立ちましたかぁ?、良かったです^^
デジタルは現像処理も暗室を用意する必要がなくて手軽で良いですよね。
こだわれば光の入らない部屋やモニターなど結局高くつきますが^_^;
RAW現像、是非挑戦してみてくださいね。
はまるとかなり楽しい作業で、時間を忘れます(笑)
僕はお気に入り作品は16ビットで現像、保存する一方で
ブログ用の写真は文字入れ等もあるので8ビットで済ませています(^-^)
僕がRAWで撮り続ける隠れた理由には「将来への期待」もあります。
将来、現像ソフトが進化すると、保存しておいた画のクォリティを上げる事が出来る場合があるからです。
実際、僕の愛用するシルキーピクスは1から2に進化した結果、過去の写真も再現像で見違えるようになるものもありました♪
そうそう、私もそれがあります。
ソフトもどんどん進化しているので、バージョンアップごとに
画質も向上していますよね^^
そういえばシルキーピクスも次期バージョンのテストを始めましたね。
かなり期待しています^^
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身近な自然
わたしも最近 ちょうど気になっていたところで、大変参考になりました。
デジタルだと、レタッチするのが当たり前みたいな感覚になりやすいのが、どうも
「こんなんでいいの?・・」と。
もちろんレタッチで得られる効果も素晴らしいけれど、色彩的にはのっぺりするような気がしてました。
がんばってみま〜す。