◆ フォトレタッチ入門「レベル補正(その2)」
レベル補正(その1)に引き続いて第二回です。
使用ソフトは同じくPhotoshop Elements4.0ですが、他のソフトでも概ね同じです。
前回の画像では明るさとコントラストは良くなりましたが、全体的に締りが無いので中間調を少し調整します。
ヒストグラム下のグレーの三角マークを右に動かすと中間調が暗くなります。


左・前回の画像(クリックで拡大) 右・中間調を調整した画像(クリックで拡大)
ここまででRGB全体の調整は終了です。
色見を見てみると、若干グリーンがかっていて好ましくありません。
そこで「チャンネル」をグリーンにして、Gだけを個別に調整します。
今回は中間調を暗くしてバランスをとってみました。
画像によっては暗いレベルを右に動かして調整しても良いかもしれません。


いかがでしょうか?
元画像が極端にアンダーだっただけに階調は失われていますが、初めの画像と比べれば天と地ほどの差があるはずです。
因みに中間調を動かした時と、黒レベルや白レベルを動かした時の画像に与える効果の違いは少量の変更では分かり辛いのですが、下の画像をダウンロードしてRGBチャンネルで極端に動かしてみると良く分かります。
←DLして試してみて下さい。
中間調を動かした時は白と黒の最大値に変化はなく、グラデーションの中間が左右に動くだけです。
しかし、黒レベルを動かすとグラデーションの中間点も移動しますが真っ黒の部分が増減し、白レベルを動かすと真っ白の部分が増減します。
これを実際の画像に置き換えると、黒レベルや白レベルで調整するとコントラストに変化が生まれるが、黒潰れや白飛びが発生する場合があり、中間調で調整すると、黒潰れや白飛びは発生し辛いがコントラストに変化を与えないとも言えます。
それぞれの使いどころは「ヒストグラムと相談しながら」です。
今回は「全体の明るさとコントラストを調整」、「色味の調整」という順で作業しましたが、画像によっては逆の場合もありますし、RGB個別のチャンネルで一気に調整してしまう場合もありますが、どの画像に対してどのアプローチがベストかは答えがありません。
とにかく色々な画像を補正してみて感覚をつかむ事が大切です。
次回はレベル補正の最終回です。
他のボタンについてやチョット便利な機能について触れます。
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