◆ ビデオ・写真撮影入門 「構図の基礎・その2」黄金率
★黄金率とは
黄金率(黄金分割)という言葉を聞いた事はないですか。
これは物体が最も美しく見える比率と言われ、具体的には1:1.618の比率の事で、ミロのヴィーナスもこの比率に則って造られていると言います。
身近な物では名刺の縦と横の比率などがそれにあたります。
覚えやすいように整数に直すと、およそ5:3、又は3:2程度になります。
3:2と言えば、デジタル一眼レフのアスペクト比もそうですね。
この比率は覚えておくととても便利で、構図に迷った時に一度この基本に立ち返ると、意外とすんなり構図が決まったりもします。
この比率は縦横比だけでなく、面積比や写り込む被写体の長さの比率、さらには色の分配率、被写体と背景の比率など、多くの物に応用できます。
例えば海の写真があったとき、砂浜と海と空のそれぞれの比率はどうなっているのか?
自分が見て「良いな」と思う写真に、どこかに黄金率が隠れていないか探してみるのも面白いと思います。
ただ注意したいのは、かなり多くの人が多用してきたベーシックな構図であるため、変化のない、どこかで見た事があるような構図にもなってしまいやすいことです。
★黄金分割による作例
上図は地平線で空に5、地面に3の割合を与えて分割いる典型的な黄金分割による作例です。
実際には木が力関係に入ってくるので、地面の比率をもう少しだけ下げたほうが安定するはずですが、ここでは敢えて地平線でキッチリに分割しました。
上図三点は意図的に黄金率から離れた比率で分割した作例です。
どの構図も見せたいものによっては「有り」なのですが、図1では空の広さ、開放感は存分に味わえるものの、奥行感に乏しく、不安定で平面的に見えてしまいます。
反対に図3は手前から地平の木までの距離感、奥行感はありますが、窮屈な感じがします。
図2は中央で分割したもので、敢えて木の位置も中央に持ってきました。
悪くは無いのですが、ここから撮影者の意図を汲み取るのは難しいでしょう。
被写体にもよりますが、この作例では不安定でつまらない印象になってしまっています。

上図は面積比率が黄金率となる作例です。
青の円が5、赤の円が3の比率になっていて、さらに背景(緑)に対して被写体(赤と青)の比率も5対3となっています。
黄金率(黄金分割)という言葉を聞いた事はないですか。
これは物体が最も美しく見える比率と言われ、具体的には1:1.618の比率の事で、ミロのヴィーナスもこの比率に則って造られていると言います。
身近な物では名刺の縦と横の比率などがそれにあたります。
覚えやすいように整数に直すと、およそ5:3、又は3:2程度になります。
3:2と言えば、デジタル一眼レフのアスペクト比もそうですね。
| 縦横比5:3の 長方形 |
この比率は覚えておくととても便利で、構図に迷った時に一度この基本に立ち返ると、意外とすんなり構図が決まったりもします。
この比率は縦横比だけでなく、面積比や写り込む被写体の長さの比率、さらには色の分配率、被写体と背景の比率など、多くの物に応用できます。
例えば海の写真があったとき、砂浜と海と空のそれぞれの比率はどうなっているのか?
自分が見て「良いな」と思う写真に、どこかに黄金率が隠れていないか探してみるのも面白いと思います。
ただ注意したいのは、かなり多くの人が多用してきたベーシックな構図であるため、変化のない、どこかで見た事があるような構図にもなってしまいやすいことです。
★黄金分割による作例
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上図は地平線で空に5、地面に3の割合を与えて分割いる典型的な黄金分割による作例です。
実際には木が力関係に入ってくるので、地面の比率をもう少しだけ下げたほうが安定するはずですが、ここでは敢えて地平線でキッチリに分割しました。
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左図も空と地面の比率が反対になった典型的な作例。 空の比率を大きくすると開放感が、地面の比率を大きくすると奥行感(距離感)が強調されやすくなります。 何を見せたいかによって使い分けるとGOODです。 |
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| 図1 | 図2 | 図3 |
上図三点は意図的に黄金率から離れた比率で分割した作例です。
どの構図も見せたいものによっては「有り」なのですが、図1では空の広さ、開放感は存分に味わえるものの、奥行感に乏しく、不安定で平面的に見えてしまいます。
反対に図3は手前から地平の木までの距離感、奥行感はありますが、窮屈な感じがします。
図2は中央で分割したもので、敢えて木の位置も中央に持ってきました。
悪くは無いのですが、ここから撮影者の意図を汲み取るのは難しいでしょう。
被写体にもよりますが、この作例では不安定でつまらない印象になってしまっています。

上図は面積比率が黄金率となる作例です。
青の円が5、赤の円が3の比率になっていて、さらに背景(緑)に対して被写体(赤と青)の比率も5対3となっています。
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