◆ ビデオ・写真撮影入門 「モンタージュと言う考えかた」
モンタージュというのは異なった種々の要素を並べて一つの作品などにまとめる手法の事です。(プロの世界ではもっと高度に、感情や思想を表現する為の積極的な手法としても用いられます。)
モンタージュと聞いてまず第一に思い浮かべるのは、指名手配犯の似顔絵などに使われるモンタージュ写真ですが、これも目や鼻、輪郭などの様々な要素を並べて作られた一つの作品(似顔絵)と言う意味です。
写真やビデオの撮影でもこのモンタージュと言う考え方は非常に有効です。
旅行の写真を見返している時などに「あれ?この写真、何処で撮ったんだっけ?」と言うような経験はありませんか?
これは、一つの要素だけを撮ってしまい、他の要素が足りない為にモンタージュが成立せずに、要素が孤立してしまい起こる現象です。
一枚の写真やワンカットのみで成立させる作品であればモンタージュが成立していなくても良いのですが、多くの場合はモンタージュを成立させるのが得策です。
逆に言えばモンタージュが成立している中から一枚の作品を選び出す事はできても、モンタージュが成立していないバラバラの要素の作品からモンタージュを成立させる事は難しいから、撮影の時は常にモンタージュが成立しているかを意識しておく方が良いとも言えます。
俗に言う「引きの画を撮り忘れるな」や「クローズアップを撮り忘れるな」も、このモンタージュを成立させろと言う意味でもあります。
引きの画(風景など)を撮る時にはアップの画を、アップの画(マクロなど)を撮る時には引きの画を撮るのを忘れがちになるので、注意しましょう。
例えば花のマクロ写真を撮ったとしたら、その花が咲いている環境も押さえておきたいものです。
もしその花が山の中に咲いていたとしたら、離れた位置からの山の全景、花が咲いている場所までの道のり、花が咲いている場所から見える景色、花が咲いている環境、そしてその花のマクロ写真があれば最高です。
上の3枚の写真を見て下さい。(写真のできは気にしないで下さい)
それぞれ俯瞰気味に全体を写したショット、もう少し寄って全体を写したショット、そして花に寄ったショットの3枚があることで、モンタージュが成立しています。
しかし、注意が必要なのは、モンタージュの技法は見る相手に容易に錯覚を起こさせる事ができると言う事。
CM撮影などでは、ヨーロッパの街並みを冒頭に1カット入れるだけで、後は全て国内で撮影した映像にもかかわらず、ヨーロッパで撮影されたかのように錯覚させる手法は良く使われます。
実は上の3枚の写真も、最後の写真は全く違う場所で撮影したものですが、何も言わずに並べられると、同じ場所で撮影したものだと思い込みませんでしたか?
意図的に行う場合は良いのですが、望む望まないに関わらず、複数のショットを並べる時には、誤解が生まれてしまわないか、注意する必要が有ります。
★テーマを分解するように撮影しよう
「撮影に入るその前に」でも触れたように、撮影を始める時に、いきなり撮影しようとするよりもテーマを決めて撮影したほうが上手に行きます。
「イベント(運動会など)」をテーマにした時、撮影はそのテーマを分解したシーン(入場行進、かけっこ、応援合戦など)をさらに分解し、カット(入場前、行進中など)を記録していく作業が撮影に当たる訳です。
テーマとシーンを分解するように撮影していけば、モンタージュが成立した作品が撮れます。
★極力シンプルに、詰め込みすぎに注意!!!
1ショットは文章で言うなら「単語」のようなものなので、シンプルであるに越したことはありません。
シンプルな単語で済むところを遠まわしで複雑な言い回しをしても、文章は読み辛くなるだけです。
絵画は描くものを選択しますが、写真やビデオなどは「撮らないもの」の選択が重要になります。
不要なものを如何に写さないか、何を不要とするかが重要になる事が多いのです。
そして、そのシンプルな単語(要素)の集合(並び)が文章(作品)となります。
モンタージュと聞いてまず第一に思い浮かべるのは、指名手配犯の似顔絵などに使われるモンタージュ写真ですが、これも目や鼻、輪郭などの様々な要素を並べて作られた一つの作品(似顔絵)と言う意味です。
写真やビデオの撮影でもこのモンタージュと言う考え方は非常に有効です。
旅行の写真を見返している時などに「あれ?この写真、何処で撮ったんだっけ?」と言うような経験はありませんか?
これは、一つの要素だけを撮ってしまい、他の要素が足りない為にモンタージュが成立せずに、要素が孤立してしまい起こる現象です。
一枚の写真やワンカットのみで成立させる作品であればモンタージュが成立していなくても良いのですが、多くの場合はモンタージュを成立させるのが得策です。
逆に言えばモンタージュが成立している中から一枚の作品を選び出す事はできても、モンタージュが成立していないバラバラの要素の作品からモンタージュを成立させる事は難しいから、撮影の時は常にモンタージュが成立しているかを意識しておく方が良いとも言えます。
俗に言う「引きの画を撮り忘れるな」や「クローズアップを撮り忘れるな」も、このモンタージュを成立させろと言う意味でもあります。
引きの画(風景など)を撮る時にはアップの画を、アップの画(マクロなど)を撮る時には引きの画を撮るのを忘れがちになるので、注意しましょう。
例えば花のマクロ写真を撮ったとしたら、その花が咲いている環境も押さえておきたいものです。
もしその花が山の中に咲いていたとしたら、離れた位置からの山の全景、花が咲いている場所までの道のり、花が咲いている場所から見える景色、花が咲いている環境、そしてその花のマクロ写真があれば最高です。
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それぞれ俯瞰気味に全体を写したショット、もう少し寄って全体を写したショット、そして花に寄ったショットの3枚があることで、モンタージュが成立しています。
しかし、注意が必要なのは、モンタージュの技法は見る相手に容易に錯覚を起こさせる事ができると言う事。
CM撮影などでは、ヨーロッパの街並みを冒頭に1カット入れるだけで、後は全て国内で撮影した映像にもかかわらず、ヨーロッパで撮影されたかのように錯覚させる手法は良く使われます。
実は上の3枚の写真も、最後の写真は全く違う場所で撮影したものですが、何も言わずに並べられると、同じ場所で撮影したものだと思い込みませんでしたか?
意図的に行う場合は良いのですが、望む望まないに関わらず、複数のショットを並べる時には、誤解が生まれてしまわないか、注意する必要が有ります。
★テーマを分解するように撮影しよう
「撮影に入るその前に」でも触れたように、撮影を始める時に、いきなり撮影しようとするよりもテーマを決めて撮影したほうが上手に行きます。
「イベント(運動会など)」をテーマにした時、撮影はそのテーマを分解したシーン(入場行進、かけっこ、応援合戦など)をさらに分解し、カット(入場前、行進中など)を記録していく作業が撮影に当たる訳です。
テーマとシーンを分解するように撮影していけば、モンタージュが成立した作品が撮れます。
★極力シンプルに、詰め込みすぎに注意!!!
1ショットは文章で言うなら「単語」のようなものなので、シンプルであるに越したことはありません。
シンプルな単語で済むところを遠まわしで複雑な言い回しをしても、文章は読み辛くなるだけです。
絵画は描くものを選択しますが、写真やビデオなどは「撮らないもの」の選択が重要になります。
不要なものを如何に写さないか、何を不要とするかが重要になる事が多いのです。
そして、そのシンプルな単語(要素)の集合(並び)が文章(作品)となります。
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