◆ キヤノン、同社初のCMOSセンサー搭載コンパクトなどコンデジ5機種を発売
Canon(キヤノン・キャノン)は同社としては初となるCMOSセンサーを搭載しH.264形式でのフルハイビジョン動画の撮影も可能にしたコンパクトデジタルカメラ「PowerShot(パワーショット) SX1 IS」とCCDセンサーモデルの「PowerShot SX10 IS」を12月に、広角28mm対応になったマニュアル操作重視型のコンパクト「PowerShot G10」を10月中旬に、スタイリッシュコンパクトのIXY DIGITAL(イクシィ デジタル)シリーズの主力機種「IXY DIGITAL 3000 IS」と「IXY DIGITAL 920 IS」9月下旬に発売予定です。
◆PowerShot SX1 IS / SX10 IS
両機とも従来のPowerShot Sシリーズの流れをくむ機種で、光学20倍ズームレンズを搭載し電子ビューファインダー(EVF)やバリアングル液晶などを備えます。
同じSXシリーズには光学10倍のPowerShot SX110 ISがあり、高倍率ズームレンズを搭載したものを1つのシリーズに併合したようですね。
しかしSX110とSX1/SX10ではかなり印象の違うカメラなので、無理に併合しなくても良かった気もしますが、、、何か将来的な構想があるのでしょうか?
SX1とSX10の主な違いは撮像素子の種類とフルHD動画に対応しているか否か、そして液晶モニターのアスペクトとサイズです。
SX1がキヤノン製コンパクトデジタルカメラでは初となるCMOSセンサーを搭載したモデルで、SX10は従来通りCCDを搭載しています。
画素数やサイズは同じ1/3.2型1,000万画素なので、キヤノンとしてはコンパクトカメラでのCMOSの評価を試したいと言うところでしょうか。
SX1はフルハイビジョン動画をH.264形式で記録でき、SX10は記録形式は同じH.264が使えますが640x480のSD動画の記録となります。撮像素子の読み出し速度の違いでしょうか?
それに伴い液晶モニターもSX1は16:9の3型、SX10は4:3の2.5型となっています。
◆PowerShot G10
S5 ISやSX1/SX10のようなネオ一眼タイプを除けばキヤノン製コンパクトカメラのフラッグシップモデルとなるPowerShot Gシリーズの最新機種です。
マニュアル操作が充実していてアクセサリーシューを備え、RAW記録も可能な高機能コンパクトカメラと言うこのジャンルのカメラは、リコーのGRデジタルを筆頭に同社のGXシリーズ、パナソニックのルミックスLXシリーズなど最近特に熱気を帯びてきているジャンルで、そこに投入されるコンパクトデジタルカメラのシェアナンバーワンを誇るキヤノンの最新機種となれば否応なしに注目してみたくなるものです。
特に先に発売されたパナソニックのLUMIX DMC-LX3は24mmという広角から使えてF2という明るさをもつレンズを搭載し、使い勝手よりも画質を優先するためにズーム倍率を控えて画素数も前モデルLX2から僅かながらに抑えるなどした拘りの逸品。
画素数競争で「高画素・手ブレ補正・大型液晶」があれば売れた時代にあえて本質的な「画質」を追求し一石を投じたのがカメラメーカーではなく家電メーカーのパナソニックの製品であったの言うのは、いかにLeica(ライカ)やオリンパスと提携関係にあるとはいえ皮肉な感じがしますが、それに対してキヤノンの答えはどうなのか。
まず残念なのはやはり多画素化の呪縛からは逃れられなかったこと。
1,210万画素から1,470万画素にアップしてしまっています。普及機の1/2.5型クラスよりは一回り大きな1/1.7型の撮像素子を使っているとは言えやはり無謀な画素数に思えます。
実写サンプルを見ても人の肌などは描画しきれておらずノッペリとした印象に。ISO80という低感度でもこれなのですからISO400などではかなり厳しいでしょうね。
一昔前には高感度画質に有利な印象のあったキヤノンですが、ここ最近は「そんな頃もあったねぇ」と懐かしむほど、、、パナに倣って無理な多画素化は止めませう。
嬉しい変更点は広角28mmから使えるようになり、ズーム倍率も6倍から5倍へと下げられたこと。そうそう、こういうカメラは広角に強く周差の少ない低倍率のズームでなきゃ^^
望遠が欲しい時はアクセサリーでテレコンでも用意しとけば良いわけで。
そうしたシステムでベース画質を高く保つのが王道だと思います。
しかしやはり24mmから使えてF2の明るさを持ち、ズーム倍率も2.5倍に控えたLX3の方が「らしい」印象を受けてしまいます。GX200も明るさこそF2.8ですが24mmから使える光学3倍ズーム。まぁGRのリコーなのでこう言うカメラはお手の物でしょうけど(笑)
それに比べるとやはりまだまだマニアックになりきれないキヤノンのGシリーズですが、システム的にはEOSシリーズのものも使えてかなり自由度が高いので今後の動向には期待したいカメラです。繰り返しますが画素数はとりあえず据え置きましょ^_^;
◆IXY DIGITAL 3000 IS / 920 IS
両機とも俗に言う「スタイリッシュコンパクト」というジャンルにあたるIXY DIGITALシリーズの主力モデルで、マニュアル操作が可能で1/1.7型CCDを搭載するIXY
DIGITAL 3000 ISと、広角28mmから使えて1/2.3型CCDを採用しているIXY DIGITAL 920 ISです。
この2機種も例にもれず高画素化されていますが、このタイプのカメラはもう好きにやって下さいと言う感じでしょうか┐( ̄ー ̄)┌
ISO3,200に対応していますが、もう「スペックに書くだけならタダ」って感じはどこのメーカーでも横行している風潮のようですね。
PowerShot GシリーズやLUMIX LXシリーズ、リコーのGR/GXシリーズのように本質的な画質を必要とするユーザーよりもスペック上に書かれている数値に満足感を覚えるユーザーが多いであろうジャンルですから、もういっそのこと1/2.3型程度の素子でも2,000万画素のISO12,800対応とか書いてしまって光学10倍ズームでも載せたら良いじゃないかと、、、
それはさすがに皮肉が過ぎるかも知れませんが、いつかはきっとユーザーも気付くはずでその瞬間に今の好調と言うか元気なカメラ業界が一気にしぼんでしまわないかと言うのが一写真愛好家としては最も危惧される所です。
業界をリードする機種だけにその動向には期待と不安の両方が募りますね。
★ニュースリリース Canonニュースリリース
★最安値をチェック PowerShot SX1 IS
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IXY DIGITAL 3000 IS
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