◆ パナソニック、マイクロフォーサーズ規格の初機種となる「LUMIX DMC-G1」を発売
Panasonic(パナソニック、旧松下電器産業)は先日発表されたマイクロフォーサーズ規格の初代機となる「LUMIX(ルミックス) DMC-G1」を10月31日に発売予定です。
◆LUMIX DMC-G1
マイクロフォーサーズ規格の発表から一ヶ月と少し、予想外に早い製品発表でビックリしました。23日のフォトキナでモックアップ程度かと思っていましたので^_^;
第一印象としては「デジタル一眼レフのミラーボックスを無くした」と言うよりもFZ50などの「ネオ一眼タイプのレンズを交換式にした」という印象。
こうした機種には珍しくカラーが豊富で、ブラックの他にもレッドとブルーが用意されています。せいぜいシルバーという感じだったこうしたカメラでは新鮮に感じます。
でも同時発表されたレンズにはカラーが無いんですよね。レッドのボディーに黒い鏡胴が「む〜ん」と付いているのは少しミスマッチな感じも受けます。
最初に用意されるレンズはズームレンズで14-45mmと45-200mmの2本ですが、せっかくコンパクトな規格なので単焦点で12mm(24mm相当)、18mm(36mm相当)、25mm(50mm相当)、45mm(90mm相当)くらいのラインナップが欲しかった気がしますね。
個人的にはレンズ交換式ネオ一眼のようなカメラよりも、もっとレンジファインダー寄りのカメラを作って欲しかったですが、それは今後に期待と言うところでしょう。
このカメラのターゲットは「女性」だそうですが、ただ可愛い色をそろえて小型化しとけば「ファインダーの切れや見え味は女性ユーザーには必要ないだろう」と言うような姿勢であれば少し馬鹿にし過ぎなので、そんなことは無いと思いつつも老婆心(笑)
私の知っている女性一眼レフユーザーは皆さんある意味男性ユーザーよりもずっとシビアで、スペックの数値だけ満足させてやれば納得するような安直さもなく物の本当の良さを見抜く目を持った方がたくさんいるような気がします。
カメラ屋さんや家電量販店のカメラコーナーで画素数や対応ISO感度ばかり気にしている旦那さんの隣で「これ持ちやすいねぇ」「すごく見やすいよ」とスペックには載らないけどカメラを選ぶのにとても重要な部分をしっかりと見ている奥さんの姿と言うのもよく見かけます。
だから「女性向け」って商品としてとても難しいと思うんですよね。
今のところ「女性向け」を銘打って本当に成功しているカメラってコンパクトカメラを含めて殆ど無いような気がするので、本気で女性一眼レフユーザーを取り込むもしくは開発すると言うことを考えているのであればデザインや小型軽量化はもちろん、カメラそのものとしての素姓の良さ、道具としての資質がしっかりしたものでないと駄目だと思います。
このG1がそうしたカメラとなり得るのか。
個人的にはまだまだそこまで行ってないと言うか、少なくとも現状で一眼レフを持っている女性ユーザーに提案するには弱いと思いますが、EVFも1.4倍144万画素と大型高詳細なものを(レスポンスに関しては不明ですが)搭載してきていますし、AFもそれなりに(コントラストAFとしてはかなりのものなのでしょうが)高速化されているようなので、きちんとした方向にどんどん進化させていけば期待度は高いですね。
しかしやはりレンジファインダーのように連動式光学ファインダーを備えさせたモデルも検討して欲しいなぁ、そしてライカブランドの単焦点レンズをラインナップする。
その上で小型で洗練されたデザインとカラーバリエーションがあったら。例えAFがコントラストAFオンリーでも凄く魅力的なカメラになると思うんだけどなぁ、無理か(笑)
また、このカメラの名称と言うかジャンル名称なんですが、以前から言われていたようにパナソニックでは「デジタル一眼カメラ」となるようです。
ミラーレスなので「デジタル一眼レフカメラ」から「レフ(reflex・反射)」を抜いたと言うことだと思うのですが、一眼レフの「一眼」って二眼レフカメラがあっての名称、と言うかそもそも「レフレックスカメラ」が一括りなんぢゃないかというような気がするので(レフレックス以外で二眼とかって無いですよね?)何だか奇妙な名称に感じてしまいます。「一眼カメラって、、、わざわざ言わなくても殆どがそうだよっ!」ってツッコミが聞こえてきそうですが「一眼=レンズ交換式」っていう印象が強いのでしょうかね?
でもフォーサーズ規格の本家であるOLYMPUS(オリンパス)には昔「Lシリーズ」というレンズ非交換式一眼レフカメラがしっかりあったんですよねぇ、古い話題ですがw
何を隠そう我が家にも1台ありました(爆)
初期のデジタルカメラにもCAMEDIA C-1400LやCAMEDIA E-10などのレンズ非交換式デジタル一眼レフの機種があって、2000年発売なので目にした方も多いのでは?
と言うことで「一眼」は「レフレックス」の方にかかっている言葉で本来レンズ交換式であるかないかは関係無い(私の思い込みであったらすみません^_^;)はずで、提携メーカーのオリンパスはそれを百も承知しているはずなのですが、言わなかったのかな?
これも時代の流れなんでしょうかねぇ、、、えっ?年寄りくさい?(笑)
因みに我が家にあったLシリーズはおそらく1992年発売のL-2だったと思いますが当時の私は15歳、ピチピチの中学生でございました。ホント懐かしw
| レンズ | 交換式(マイクロフォーサーズマウント) |
| 撮像素子 | 有効1,210万画素4/3型Live MOS |
| モニター | 3.0型46万画素フリーアングル液晶 |
| 注目・特徴 | 稼働域の広いフリーアングル液晶 1.4倍144万画素EVF、ミラーレス一眼 顔認識AF/AEが可能なライブビュー |
★ニュースリリース Panasonicニュースリリース
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コメント
確かに慎重というか「とりあえず新規格で1台」という感はありますね^_^;
私は映像屋なのでパナはビデオカメラの印象が強いのですが、そちらでも
記録媒体は比較的新しいものを選んでも、カメラ本体は保守的というか
王道的な作りの印象が強いですよw
呪縛という意味ではフィルムもあるんですが光学設計に新しいものが
出てこないと「革新的」というのは難しいのかもしれませんね。
そういう意味では私はアップルはもちろんパナやソニー、サムスンよりも
光学メーカーのキヤノンやニコンなどの方に期待してたりします。
もちろんライカやツァイスにも。
あとは「旧来のカメラらしさ」ってわけぢゃ無いんですが、電子部品の
信頼性の低さというか、一か所にエラーが出ると何もできなくなる。
しかもそれが結構な頻度で起こると言うのを何とかして欲しいです。
数年で消耗するってものぢゃなくて、メンテさえしていけば30年使える
使いたいってカメラを作って欲しいですね。
複雑になりすぎていて難しいとは思いますが^_^;
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身近な自然
いずれフィルムの呪縛から解き放たれたカメラが出てほしいところですが、それをやるのは多分、日本のメーカーじゃないような気がします。自由な立場のパナも妙に「旧来のカメラらしさ」に拘りますし(笑
今のところは日本メーカーに技術競争させといて、ある程度技術飽和状態になったところでアップルがどかーんと…、というのは妄想が過ぎるかもしれませんが、似たような状況をここ数年ずっと期待しているんですけどね〜