◆ フォトレタッチ入門「レタッチの準備と基礎知識」
フォトレタッチの作業に入る前にやっておきたい事がいくつかあります。
レタッチソフトのインストールなどは既に済んでいるものとします。
インストールに関しては各ソフトウェアの説明書などを参考にして下さい。
★モニターを準備する
普段何気なく使っているパソコンのモニター(ディスプレイ)ですが、フォトレタッチなどの画像、映像を扱う作業をする場合には少し設定を変更する必要が有る場合もあります。
モニターの設定を調整するにはキャリブレーションツールと言うセンサーとソフトウェアのセットで行う方法も有りますが、かなりコストが掛かるので、ここでは略式で行う方法を紹介します。
※ここで紹介する方法はDTPやマスターモニター調整などに使用する本格的な方法ではありません。
フォトショップが入っていればAdobe Gammaなどのツールを使用してセットする事もできますが、入っていない場合はプリントアウトした写真などと合わせて調整する方法もあります。
私の場合はビデオも扱うので、SMPTEカラーバーを利用してモニターを調整します。
したのSMPTEカラーバー画像をダウンロードしてデスクトップの背景に設定して下さい。
業務用のマスターモニターの様にヒューやクロマを調整するのは難しいので、コントラストとブライトネス、ホワイトバランスの調整のみを紹介します。

まず、電源を入れてからしばらく(液晶で15分、CRTで30分程度)待ってモニターが安定してから調整を始めます。
モニターのコントラストの設定を最大にして、カラーバーの右下の部分がギリギリ判別できるかできないか程度に明るさ(ブライトネス)を調整します。
マゼンダとシアン、ブルーとホワイトの明るさが同じになるように色合いなども調整できれば良いのですが、普及型のモニターで調整するのは少し難しいです。
ホワイトバランスを簡単に出すには、印刷に使用する紙をモニターの横に並べて、モニターが表示する「白」が同じ色になるように調整します。
パソコンのモニターは標準ではかなり色温度の高い(青白い)設定になっている事が多いので、印刷用に合わせるのであれば5000ケルビンから6500ケルビン程度のかなり黄色っぽい色に合わせますが、ウェブ上で「なるべく同じ色になるように」と思うのであれば、多くの人が使っているであろう9000ケルビン以上の青白い設定に合わせておくのも1つの考え方です。
最後に下の画像の階調が全て見えているか確認します。
全ての階調が見えていれば調整は終了です。
白が早めに飛ぶようならコントラストを少し下げます。

標準的な画像(それぞれのカラーや明るさのバランスが良い画像)をプリントアウトしてみて、違和感がないか最終的なチェックをします。
★RGBとCMYK
画像を扱う場合、「赤、緑、青」の「RGB」カラーか、「シアン、マゼンダ、イエロー」の「CMYK」カラーかのどちらかで扱いますが、写真やビデオを扱う場合は通常RGBカラーを使用します。
「CMYK」は印刷物などを扱う時に良く使用されます。
また、RGBではAdobe RGBやsRGBなど、デジカメとソフトウェアで異なる色空間を使用している場合、適切な表示ができなくなるので画像を開くときに注意が必要です。
★画像のフォーマット
良く使用されるのはJPEGとTIFF、そしてRawとPhotoshop形式のPSDです。
最も使用頻度が高いのはJPEGになると思いますが、JPEGは非可逆圧縮と言って一度圧縮してしまうと元に戻せない形式なので、圧縮設定を変更する時には注意が必要です。
高圧縮された画像を低圧縮で保存し直すことはできますが、画像の劣化はそのままでファイルサイズのみが大きくなる事になります。
フォーマットの種類(画像・映像・音声など)やビデオ・写真撮影入門 「Camera RawファイルとJPEGファイル」も参考にして下さい。
PSDはフォトショップの機能をそのまま保存できるので、作業中のファイルの保存や作業工程の保管用に向きます。
フォトショップが入っていても、バージョンによっては正常に開けない場合があるので、人に渡す時には注意が必要です。
Web上ではGIFも良く使われますが、256色しか扱えないので、写真よりはイラストなどの色数の少ない画像に向きます。
★ファイルの準備
レタッチに限らずファイルに何か変更を加える場合は、「素材用のファイル」と「作業用のファイル」を初めから別にしておく事をお薦めします。
特に写真は解像度を低くしたり、圧縮率を高くしたりした画像を誤って元ファイルに上書きしてしまうと取り返しの付かないことになります。
もしフォトショップでその様な事をしてしまった場合は、慌てずに作業の履歴(ヒストリー)で加工前の状態に戻して保存しなおせば何とかなりますが、一度フォトショップを終了してしまったり、編集画像を閉じてしまうと打つ手がないので注意が必要です。
その様なことにならないように、予めファイルをコピーしてリネーム(名前の変更)をしておき、それを開いて編集する癖をつけましょう。
私は加工前の「素材画像」と、加工後の「完成画像」の両方を保管しておきます。
それはレタッチ作業にはコントラストやシャープなど、設定してしまうと元に戻れない作業が多いので、後で戻りたい時に素材画像がないと戻れない場合も出てくるからです。
1・素材ファイルと作業ファイルは予め別々に。
2・レタッチ完成後も素材ファイルは保管。(混乱しないようにリネームしておく)
上記の二点に注意してファイルを扱いましょう。
★縦構図の写真を安易に回転させない
縦構図で撮影した写真をOS標準のビューアーや無料や安価なソフトで回転させてしまっていませんか?
そう言ったソフトの中にはあまり良くないアルゴリズム(計算式の塊)を使用しているものもあり、回転やトリミング、解像度の変更などの単純な作業でも画像を劣化させる可能性もあるので、「見る」以外の作業を行わないのが無難です。
また、Exifに対応していないソフトだと、せっかくの撮影情報が失われてしまう場合もあるので特に注意が必要です。
レタッチソフトのインストールなどは既に済んでいるものとします。
インストールに関しては各ソフトウェアの説明書などを参考にして下さい。
★モニターを準備する
普段何気なく使っているパソコンのモニター(ディスプレイ)ですが、フォトレタッチなどの画像、映像を扱う作業をする場合には少し設定を変更する必要が有る場合もあります。
モニターの設定を調整するにはキャリブレーションツールと言うセンサーとソフトウェアのセットで行う方法も有りますが、かなりコストが掛かるので、ここでは略式で行う方法を紹介します。
※ここで紹介する方法はDTPやマスターモニター調整などに使用する本格的な方法ではありません。
フォトショップが入っていればAdobe Gammaなどのツールを使用してセットする事もできますが、入っていない場合はプリントアウトした写真などと合わせて調整する方法もあります。
私の場合はビデオも扱うので、SMPTEカラーバーを利用してモニターを調整します。
したのSMPTEカラーバー画像をダウンロードしてデスクトップの背景に設定して下さい。
業務用のマスターモニターの様にヒューやクロマを調整するのは難しいので、コントラストとブライトネス、ホワイトバランスの調整のみを紹介します。

まず、電源を入れてからしばらく(液晶で15分、CRTで30分程度)待ってモニターが安定してから調整を始めます。
モニターのコントラストの設定を最大にして、カラーバーの右下の部分がギリギリ判別できるかできないか程度に明るさ(ブライトネス)を調整します。
マゼンダとシアン、ブルーとホワイトの明るさが同じになるように色合いなども調整できれば良いのですが、普及型のモニターで調整するのは少し難しいです。
ホワイトバランスを簡単に出すには、印刷に使用する紙をモニターの横に並べて、モニターが表示する「白」が同じ色になるように調整します。
パソコンのモニターは標準ではかなり色温度の高い(青白い)設定になっている事が多いので、印刷用に合わせるのであれば5000ケルビンから6500ケルビン程度のかなり黄色っぽい色に合わせますが、ウェブ上で「なるべく同じ色になるように」と思うのであれば、多くの人が使っているであろう9000ケルビン以上の青白い設定に合わせておくのも1つの考え方です。
最後に下の画像の階調が全て見えているか確認します。
全ての階調が見えていれば調整は終了です。
白が早めに飛ぶようならコントラストを少し下げます。
標準的な画像(それぞれのカラーや明るさのバランスが良い画像)をプリントアウトしてみて、違和感がないか最終的なチェックをします。
★RGBとCMYK
画像を扱う場合、「赤、緑、青」の「RGB」カラーか、「シアン、マゼンダ、イエロー」の「CMYK」カラーかのどちらかで扱いますが、写真やビデオを扱う場合は通常RGBカラーを使用します。
「CMYK」は印刷物などを扱う時に良く使用されます。
また、RGBではAdobe RGBやsRGBなど、デジカメとソフトウェアで異なる色空間を使用している場合、適切な表示ができなくなるので画像を開くときに注意が必要です。
★画像のフォーマット
良く使用されるのはJPEGとTIFF、そしてRawとPhotoshop形式のPSDです。
最も使用頻度が高いのはJPEGになると思いますが、JPEGは非可逆圧縮と言って一度圧縮してしまうと元に戻せない形式なので、圧縮設定を変更する時には注意が必要です。
高圧縮された画像を低圧縮で保存し直すことはできますが、画像の劣化はそのままでファイルサイズのみが大きくなる事になります。
フォーマットの種類(画像・映像・音声など)やビデオ・写真撮影入門 「Camera RawファイルとJPEGファイル」も参考にして下さい。
PSDはフォトショップの機能をそのまま保存できるので、作業中のファイルの保存や作業工程の保管用に向きます。
フォトショップが入っていても、バージョンによっては正常に開けない場合があるので、人に渡す時には注意が必要です。
Web上ではGIFも良く使われますが、256色しか扱えないので、写真よりはイラストなどの色数の少ない画像に向きます。
★ファイルの準備
レタッチに限らずファイルに何か変更を加える場合は、「素材用のファイル」と「作業用のファイル」を初めから別にしておく事をお薦めします。
特に写真は解像度を低くしたり、圧縮率を高くしたりした画像を誤って元ファイルに上書きしてしまうと取り返しの付かないことになります。
もしフォトショップでその様な事をしてしまった場合は、慌てずに作業の履歴(ヒストリー)で加工前の状態に戻して保存しなおせば何とかなりますが、一度フォトショップを終了してしまったり、編集画像を閉じてしまうと打つ手がないので注意が必要です。
その様なことにならないように、予めファイルをコピーしてリネーム(名前の変更)をしておき、それを開いて編集する癖をつけましょう。
私は加工前の「素材画像」と、加工後の「完成画像」の両方を保管しておきます。
それはレタッチ作業にはコントラストやシャープなど、設定してしまうと元に戻れない作業が多いので、後で戻りたい時に素材画像がないと戻れない場合も出てくるからです。
1・素材ファイルと作業ファイルは予め別々に。
2・レタッチ完成後も素材ファイルは保管。(混乱しないようにリネームしておく)
上記の二点に注意してファイルを扱いましょう。
★縦構図の写真を安易に回転させない
縦構図で撮影した写真をOS標準のビューアーや無料や安価なソフトで回転させてしまっていませんか?
そう言ったソフトの中にはあまり良くないアルゴリズム(計算式の塊)を使用しているものもあり、回転やトリミング、解像度の変更などの単純な作業でも画像を劣化させる可能性もあるので、「見る」以外の作業を行わないのが無難です。
また、Exifに対応していないソフトだと、せっかくの撮影情報が失われてしまう場合もあるので特に注意が必要です。
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