◆ PhotoshopでWeb用保存する場合の色が合わない問題の回避策
Adobe Photoshop(フォトショップ)などでWeb用に画像を保存する場合、IE(Internet Explorer、インターネットエクスプローラー)などのWebブラウザで表示される色とPhotoshoで表示される色が違って困った事は無いでしょうか?
これはPhotoshopなどがカラーマネジメントシステム(CMS)に対応しているソフトで、ICCプロファイルと言う「色を定義する情報」を読み取る事ができるのに、多くのWebブラウザはそれに対応していないため読み込めないのが大きな原因なんです。
Macを使用されている方であればsRGBに限っては同じ色で表示できるかもしれません。しかしAdobe RGBなどのICCプロファイルを持ったファイルはお手上げです。
この場合、Photoshopであれば「編集」→「プロファイルの変換」で「sRGB」へ「相対的な色域を保持」や「知覚的」で変換してあげれば問題は解決します。
Windowsの場合でもきちんと調整されたモニターであれば大体似たような色で表示されるはずですが、heuyなどのモニタ調整ツールを使っていてもターゲットが動画編集向きになっていたりするとPhotoshopで表示される色とはかなり違う色になります。
もしこの環境でPhotoshopで表示されている色をIEなどでも表示させたいと思った時にはモニタに割り当てられているプロファイルに変換してから「WEB用に保存」などでプロファイルを埋め込まないで保存してやればIEで読み込んだ時には大体同じような色で表示させる事ができます。
ただし、これには大きな問題と言うか注意点があって、「その色で表示できるのはその環境だけ」と言う点です。もちろんWeb上にアップする場合などはこの方法は禁忌ですし、他のパソコンに持ち込むのもNGです。
「元の色」が何なのか分らなくなってしまうので、厳重に管理する必要があります(もちろん元ファイルにこのような変換をしてはいけません)が、意外と使い道もあります。
それは例えばプレゼンなどでその環境限定でも良いので「Photoshopで表示されていた色(に近似した色)」で表示させたいと言うような場合です。
実はコレが結構あるんですよね。
自分が撮った写真を皆に見せたいんだけど、Photoshopなんかで一枚一枚開いてもらうなんてできないし、ノートパソコンは普段動画を見る用に設定してあるし。。。
そんな時にはこの方法は役立ちます。
私の場合、プレビュー用の画像は小さめにリサイズして専用のファイルを作ってからノートパソコンに移すので、その自動処理の中にプロファイルの変換も含めてしまえば手間は然程変わりませんし、IEの中で同時に動画を表示させる時に、写真編集用に設定したモニターで締りの無い動画を見せなくても良くなります。
そんな時には試してみて下さい。ただし、くれぐれもファイル管理は厳重に!
できればリネームソフトなどでプロファイルを変換してある事が分るようなファイル名に変えておく事をお勧めします。元ファイルも誤って保存してしまわないようにコピーを作成しておいて作業を進めたほうが良いでしょう。
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